レオン猫の日記65

んにゃにゃん。れおん猫にゃ。
うちのご主人様ったらこの頃「にゃんこカフェ」なるものに夢中なのにゃ。カフェの猫さん達が可愛い、可愛いって。この僕というものがありながら、どーしてご主人は他のにゃんこをかまいたがるんにゃろう?僕だって十分に可愛いと思うんにゃけどにゃあ。ちゃんと「お手」も「お代わり」も「両手」も出来るんにゃよ。さすがに大きすぎて、うちの土鍋には入れないから、「ねこ鍋」にはなれにゃいけどにゃ。それに、僕にはほやほやの自慢の毛皮があるんにゃよ。そのへんの毛皮のコートより、ずうっと手触りが良いんにゃ。うん、僕は絶対にほかのにゃんこに負けていにゃい!なのに、ご主人ったら!僕、イジケちゃおうかにゃあ。いっそのこと、よその家の猫になっちゃおうかにゃ。ふにゃー!それは駄目にゃー!僕はご主人がいにゃければ生きていけにゃいにゃー!これほどにご主人を愛してる僕にゃのに、僕が一番じゃないにゃんて。ご主人の意地悪!
(いやあ、毎日同じ物を食べてると飽きちゃうでしょ。別にれおんが嫌いな訳じゃないんだよ。by飼い主)

レオン猫の日記64

にゃおん。れおん猫にゃ。
昨日のことにゃ。お父さんがお休みで、お母さんは病院の日で、ご主人様もお休み、なんて、みんながお昼に揃っている珍しい日だったのにゃ。お昼ご飯はお母さんがダウンしているので、お弁当をご主人が買ってきてくれたにゃ。みんながお弁当を食べているので、僕も何か分けて欲しくて、ご主人にお愛想をしたんにゃけど、ご主人曰く。「お前は朝ご飯を食べたでしょ。私達はこれが朝兼昼ご飯なんだよ。それに、猫は一日二食でしょ。あとは晩ご飯まで待ちなさい。それでなくてもお前はメタボなんだから。」だって。
おあずけを食わされた僕は、仕方なしに良い猫のふりをしながら、いつも美味しい物を分けてくれるお母さんの側にいたにゃ。でも今回は、お母さんも、「上げないのがれおんの為なんだよ。」っていって、くれそうになかったんにゃ。
お父さんとご主人は食べるのが早くて、お母さんが大好物の唐揚げの最後の一個を食べようとした、その時。僕の念力が効いたのか、お母さんはぽろりと唐揚げを落としたのにゃ。僕は思わずダッシュして唐揚げにかぶりついたにゃ。「あっ!」ご主人達が叫んだのが聞こえたけど、僕は唐揚げに夢中。テーブルの下で格闘中。
そこにご主人の声。「あーあ。れおんのバカ。お母さんの大好物を横取りすると、後が怖いんだぞ。」
僕はその時は美味しい思いに夢中で判らなかったけど、思い知ることになったにゃ。食べ物の恨みは怖いって事。
その夜、鳴こうがわめこうが、僕にはいつもの猫レトルトパックじゃなくカリカリがあてがわれ、禁止令が出されているので、お父さんも何も分けてくれにゃかったのにゃ。ぐすん。僕はちょー寂しい夜ご飯タイムを過ごすことになったにゃ。お母さんは朝には機嫌が直っていたけど、普段怒らにゃい人が怒るとものすごく怖いって事、実感したにゃ。お母さんの唐揚げにはもう二度と手出ししにゃいにゃ。ふにぃ。
(それは良い心がけだと思うけど、食いしんぼを止めてくれた方がなを良いかと思うよ。メタボ猫なんだからね。by飼い主)

レオン猫の日記63

みぃ~。れおん猫にゃ。
しばらく見なかったねずみが、また、うちに現れたのにゃ。憎たらしいことに天井裏で、大運動会をやっているのにゃ。ねずのキライなご主人は、僕に「あれ、退治してよ!」と泣きついて来たんにゃけど、僕にはもう大切な牙がないのにゃ。爪だって、お母さんに切られちゃってるし。そんな僕にいったいどーしろと言うのにゃ?すごすごと物陰に隠れてやり過ごそうとしていたら、ご主人たら、尻尾を引っ張って引きずり出して、おっとろしい顔でこう宣言したにゃ。
「ねずみ捕らない猫には存在価値なし。ねずみ捕ってくれなきゃ、私、飼い主辞めるからね。」
ふにゃー!ご主人命の僕に、ふつーそんな最後通告するにゃ?!それにそれって今の僕には無理難題を押しつけているようなものにゃ!う~。少しは年寄りを労ろうとしてくれてもいーんにゃない?まったく、猫使いの荒いご主人にゃ。ぎゃー!嘘にゃ!冗談にゃ!頑張るから、僕を見捨てにゃいで!きらわにゃいで!ご主人様あ!
(…あえて意見は申しません。でも今晩は一緒に寝てやらない。by飼い主)

レオン猫の日記62

うにゃにゃあ。寒くなって来たのにゃ。
お父さんと僕は、冬になるとおこたが恋しくなるのにゃ。お母さんにこたつつくって、って頼むんにゃけど、お母さんにも色々事情があるみたいで、なかなかおこたにお目にかかれないのにゃ。しょーがにゃいから僕は、お天気の良い日にはひなたぼっこして過ごすのにゃ。
でも、早くおこた、つくってくれないかにゃあ。僕は毎日連続くしゃみしながら、こたつでぬくぬく出来るのを待ちわびている僕なのにゃ。

レオン猫の日記61

ふにー!ご主人様に嫌われたにゃ!
僕はご主人に喜んでもらおうと思って、頑張ってねずハンティングして、玄関に置いて、帰りを待っていたのにゃ。いつもの様にお出迎えしようと思ったにゃ。ご主人が玄関を開けたから、「お帰りにゃ!」と言ったかと思ったら、いきなり「ぎゃあ!」だって。
僕はびっくりしてつい、「ごめんなさい!僕、悪くない!」ってトイレに逃げこんじゃっにゃ。?あれ?僕、何か悪い事、したのかにゃ?確かご主人は、ねずが天井裏で運動会をするたびに、「ねず、獲ってこい!」って、僕をけしかけていたはずなのにゃ。なのに、どーしてなのにゃ?!たかが、ねずを足元に見つけただけで、僕をにらむのにゃ!理不尽にゃ!
「ごめんよ~!驚いただけで、怒ってないってば~!」byご主人

レオン猫の日記60

暑いのにゃ。僕は暑いのが苦手にゃ。でも、寒いのも苦手にゃ。
そんな訳でへたばっていたら、やっとお母さんがエアコンとやらを付けてくれたのにゃ。涼しい風が吹いてくるのが、どうしても不思議に思えて、僕は一番涼しい所にお座りして上を見上げているのにゃ。
そうしてるとご主人が「あ、涼んでいるぅ。」って批難がましく言うのにゃ。涼しいのは確かだけど、それだけで見上げているんじゃにゃいって事、解ってほしい今日この頃の僕にゃのでした。ぐすん。

レオン猫の日記59

うにゃ。れおん猫にゃ。
日頃、ご主人もお父さんもお母さんも、僕のことを「この、悪さ猫!」って言うんにゃけど、僕にも言い分はあるのにゃ。みんな、僕に良い猫でいにゃさいって押しつける割には、僕に対する仕打ちには、良い人間らしからぬ所行が多いと思うにゃ。
お父さんはお酒が入ると僕に「冷蔵庫からビール持って来い。」って、無理難題を言うにゃ。僕が無視してると、「なんだよ。前まで持って来てくれてたじゃないかよ。後ろ足で立って、しっぽでバランス取って。お父さん、どうぞってやってたじゃんか。」だって。僕は残念にゃがらまだ化け猫になっていにゃいから、それはお父さんの見た夢にゃと思うにゃ。お母さんはすぐに前にいた猫達と比較するし、ご主人は僕の心配を、「お前は私の保護者じゃない!」って怒るし。にゃんだか僕ってしょっちゅう怒られていると思わにゃい?時々人間の都合だけで怒られているような気もするし。僕がイジケちゃうのもわかってくれるかなあ?
(…人間の世界にはいろいろとあるんよ。猫にも言い分はあるんだねえ。今後、少しは考慮するかも。by飼い主)

レオン猫の日記58

にゃん。れおん猫にゃ。
この頃暑いものにゃから僕は冷蔵庫の前でお昼寝していることが多いのにゃ。おうちに誰かがいれば、エアコンっていうのがついていて涼しいんにゃけど、お父さんとご主人はお仕事、お母さんは病院に行っちゃって、いない時の方が多いのにゃ。僕はとーぜんお留守番。
いくら追いかけてもご主人は僕を置いて行っちゃうし、待ちくたびれるくらい玄関で待っていても、彼氏とか言うのとほっつき歩いているし。ご主人は僕がいらないのかにゃあ?僕は少しいじけモードにゃ。ストレス解消におうちの中を走り回っていたら、知らないうちに首輪が切れて、どこかにいっちゃたのにゃ。そしたらご主人ったら、「首輪のない猫はうちのこじゃない。野良猫だ。や~い、野良猫。家に入ってくるな。」ってイジメるんにゃよ!おまけにお父さんまで、「野良猫にはメシやらんでいいんだぞ。」ってからかうんにゃ。ひどいと思わにゃい?勿論冗談で、ちゃんとご飯ももらって、次の日には新しい首輪も付けて貰ったけど、僕はかなり傷ついたのにゃ。ご主人は彼氏が出来たか
ら、もう僕は必要ないのかにゃあ?ぐすん。
(…ひがむのも大概にしてよね。大体、お前は猫なんだよ。私の保護者じゃないし。私のことは放っといてよね。by飼い主)

レオン猫の日記57

ふに~。ご主人ったらお家の前まで帰って来ておきながら、扉の前でアイツと嬉しそうに話していて入ってこにゃいんにゃよ!僕がどんなにご主人のことを待っていたか、扉の前で一生懸命ご主人を呼んでいるか知っているくせに!聞こえているくせに!ご主人の意地悪!ふみぃ。結局ご主人は僕よりアイツを選んだんだ…。なんだい、あんな奴…。どこがいいんにゃ?嫌いにゃ。、猫好きだっていうから、気を許してやったのに、僕からご主人を取るにゃんて!ずえったい許してやらにゃい!ええい!彼氏がにゃんだい!ご主人は僕のものにゃ!返せ!戻せ!お前は帰れ!二度と来るにゃ!!!
やったー!ご主人が帰って来た!僕の勝ちにゃ!ざまあみろ!
(…あのね、れおん君。あんなに鳴かれちゃあ、私、家に入ってくるしかないでしょ?ご近所に迷惑だし。お願いだから、変な焼き餅、焼かないでくれるかな?無理?はぁ…、やっぱり。by飼い主)

レオン猫の日記56

ふみ~。れおん猫にゃ。
この頃やたら暑くなったと思わにゃい?お陰で僕は、大好きなご主人と一緒に寝られなくなったのにゃ。人一倍暑がりのご主人は、僕の体温が高いものだから、「側に寄るな!暑苦しい!」って怒るんにゃよ。
しょーがにゃいから僕は、ご主人が寝入るまでお父さんのお布団で我慢しているにゃ。それからこっそりご主人のお布団に移動するのにゃ。一度寝ちゃうと地震が起きても目が覚めないご主人にゃ。朝になって、「お前、いつの間に来たの?」って言うけど、僕はどーしてもご主人と寝たいんにゃもん。いーじゃん。お母さんはこんな僕とご主人を見て、「まったく、でっかいのと小さいのが同じ格好で寝ているんだから。」って笑うんにゃよ。どーやら同じ寝相で寝ているらしいにゃ。僕はご主人と同じにゃんて、寝相のことでもとても嬉しいにゃ。ご主人はずっと僕のものなのにゃ。でも、やっぱり僕としては、暑い夏より、ご主人がぎゅうしてくれる冬の方が好きかも。
(あのさ、あせもになるから、夏の間はぴたりとくっついて寝るのだけは勘弁してくれないかなあ…。by飼い主)