うにゃん。朔太郎にゃ。
お母さんが入院したきりなもので、僕と姫猫は二匹でご主人争奪戦をやらかしているにゃ。
でも、この頃、気が付くとご主人がいない。
そうにゃの。お母さんの面倒を見に病院に通っているにゃよ。
視力は弱いし、足は血行不良で動かないし、だから歩けないし、透析には通っているしのお母さんは、今度はおっぱいにしこりが見つかったんにゃって。
一時は癌宣告までされちゃって、ご主人も落ち込んでいたけれど、良性だって判って一家で安心していたにゃよ。
だから余計に、今回の切除手術にはご主人も入れ込み方が違うにゃ。
親子の情ってものが凄いものだってことなのかしらね。
にゃから、僕達は寂しく二匹でお留守番にゃの。
でも、ご主人は疲れて帰ってきてもちゃんと僕達をかまってくれるんにゃよ。
代わり番こに抱っこしたり、ぎゅうしてくれたり。
そりゃあ、それだけじや物足りないけど、ご主人の一生懸命な姿を見ていると、あんまり我が儘を言っちゃいけない、と僕は思うんにゃ。
まあ、何もなければぼちぼちお母さんも帰ってくるだろうし、そうしたら少しは僕達の寂しさも癒されるだろうし、もうちょっとの辛抱かしらね。
以外と物わかりの良い僕です。にゃんにゃん。