みゃ。朔太郎にゃ。
お父さんのお仕事がないと、お母さんとご主人にストレスが溜まるらしいにゃ。
毎日、三度のご飯を整えるのもそうだけど、粗大ゴミ化、んにゃ、ゾンビと化しているお父さんの処置に困っちゃうらしいにゃ。
その気持ちは僕にも解る気がするにゃよ。
にゃって、お父さんたら、本当に腐っちゃうんにゃもん。
まあ、ものの例えにゃんだけど、精神的には完全に腐っているとしか思えないんにゃ。
にゃから、ご主人が買ってきてくれた新しい猫じゃらしは、僕とご主人と両方のストレス解消に役立っているんにゃよ。
別名を猫じゃらし、と呼ばれている牧草の一種に良く似たそれは、猫の本能に訴えかけてくるんにゃ。
にゃんだか「おいで、おいで」をしているみたいに動くから、つい、飛びついちゃう。
僕の行動にご主人が乗ってきて、結構激しいお遊びになるんにゃ。
ご主人は僕にぐるぐる回りをさせるのが大好きなんにゃ。
一生懸命に猫じゃらしを追いかける僕が、何回転するかを数えて喜んでいるにゃよ。
にゃあ、何にせよ、ご主人が笑顔でいてくれるのが僕の望みでもあるのにゃから、僕に異存はないのにゃ。
でも、早いとこお父さんにお仕事がきて欲しいにゃ。
そうじゃないと、僕のご飯にも影響が出そうな今日この頃なんにゃもの。