黒猫日記130

にゃん。朔太郎にゃ。
ほぼ毎日病院通いするようになったお母さんは、体力を使い果たしてしまっているようで、夜もすぐ寝てしまうんにゃよ。
おかげでご主人がお父さんの面倒まで見なくちゃいけなくなって、僕と遊んでいる暇がなくなっているんにゃ。
毎年恒例のこととは言え、お父さんのお仕事がほとんどない、というのもあって、女性陣は結構お父さんを持て余し気味なんにゃよ。
好き嫌いの激しいお父さんに三食用意しなくちゃいけないというプレッシャーは相当なものらしいにゃ。
ご主人のストレスは最高潮に達しかけているみたい。
げっそりしつつも投げ出したくなっている感じ。
まあ、お母さんはよくこんな生活を三十年以上続けられたものだ、って呆れ果てながら感心している現状が伝わってくるにゃ。
でも、相手がお父さんじゃあ、仕方ないよね。
せいぜい、配偶者はあんなに我が儘なのは絶対に選ばない、って心に決めるのが精一杯のご主人なのでした。にゃんにゃん。
ん?配偶者って何?