黒猫日記122

みゃあ。朔太郎にゃ。
ご主人は三連チャンでお出かけにゃ。
一時、少し下火になっていた「羞恥心」って奴らを見に行っているみたいにゃ。
まあ、未だに「旦那にするならつるのさんみたいな人が良い。」と言っているくらいにゃから、ある程度は仕方がないのかも知れにゃいけどね。
でも、おかげでお父さんの機嫌が悪いのには、僕も辟易しているんにゃ。
相変わらず「女の子は夜は家に居るもの。」と言う、骨董品じみた固定観念の持ち主にゃから、余計なのかにゃあ。
でも、それよりなにより、ご主人が可愛くて心配だ、っていうのが僕の目にも明らかにゃのがにゃんともいえない。
こういうご時世にゃから、「出歩くな。」とは言えないジレンマにゃんだろうね。
お父さんの年にしてはかなり封建的なお父さんと、お母さんの年の割にはかなりガキっぽいお母さんに挟まれて、うちのご主人は本当に苦労するにゃあ、と思う僕なんにゃ。
あ、誰?独占欲の強すぎる猫にも苦労している、にゃんて言っているのは?