みゃあお。朔太郎にゃ。
おうちの沈丁花のお花が咲いたよ。すんごくいい匂い。思わずくんくんしちゃたにゃ。といっても、玄関の中からにゃんだけど。
寒くておこたの中で縮こまっていたら、お母さんに掘り出されたにゃ。
ずうっと冬はれおん猫がお膝に乗っていたものだから、お膝の上に猫がいないと寂しいし寒いんにゃって。
そんなことをいわれても、僕はお母さんに抱っこされるのが大嫌いにゃんだ。
ご主人の抱っこは大好きでお父さんでもイヤじゃにゃいんにゃ。だけど、お母さんはダメ。
ぎゅうってするのはお母さんもご主人も一緒で、好きじゃないにゃ。でも、ご主人は許せるのにお母さんはイヤ。
なんで?って聞かれても僕だって分からないにゃ。お母さんがしつこいからかしらん?
にゃんだか総じてお母さんに構われるのが僕は嫌いみたい。ご主人とお母さんとでは待遇が違うのは仕方ないにゃ。猫にも好き嫌いがあって当然だと思うにゃ。
にゃけど、特別にお母さんには一緒にお布団で寝てあげているんにゃ。寒い明け方だけにゃんだけどね。
自由を束縛されるのが嫌いな僕にゃ。お母さんにはそれで勘弁して欲しいのにゃ。