黒猫日記51

にゃ!朔太郎にゃ。
おうちにおこたが出来たのは話したよね?僕はそのおこたで遊ぶ術を覚えたんにゃ。
ある意味、おこたって猫にとって遊園地みたいにゃんだよ。何故って?にゃって、いきなりあっちこっちから手やら足やら入って来てじゃらけられるし、毛布の向こうで動く気配にも飛びつけるし。でも、それがお母さんの移動中だと僕はご主人に目一杯怒られちゃうんにゃ。お母さんは足元が危ないから、そんなことをして万が一怪我をしたら大変なんにゃって。そうは言ってもこたつの中からじゃ見分けがつかにゃいよね。
僕がそんな風にして遊んでいるのを知って、お母さんたら猫じゃらしをおこたの縁に出し入れして僕をじゃらす作戦に出たにゃよ。いっぱい遊ばせて疲れさせておいたをしないように、って。
そんな作戦に乗りたくなんかないんにゃけど、白いしっぽぽにはつい手が出ちゃうのは猫の性かしらね?
寒いと夜中の運動会がやりにくい、っていうのはあるんにゃ。だから僕はこのところ運動不足気味。にゃからかにゃあ。僕は丸々ぷくぷく猫になってしまったにゃ。
ご主人たら、「さくにゃあはどこを目指しているんだろうね?以前は黒豹になるをだっていっていたようだけど、今は熊さんになるつもり?」にゃって。
要するに僕は熊さん並にまあるくなっている、って言いたいのか?!
にゃー!全ては寒いのが悪いのにゃ!にゃんで急にこんなに寒くなっちゃったの?冬ってなあに?春になれば暖かくなる、ってお母さんは言っているけど、春ってなあに?何時来るの?
僕はやっぱり寒いのが苦手にゃ!

(春生まれのさくにゃあは寒いのが苦手なんだあ。分かる気がする。でも、寒いのが好きな猫ってお目にかかったことないしなあ。by飼い主)