黒猫日記50

ふにゃあ。朔太郎にゃ。
寒いにゃね。このところの朝晩の冷え込みは猫の身にこたえるにゃよ。
んにゃものにゃからお父さんが音をあげて、やっとおうちにはおこたが設置されたのにゃ。
お母さんが「おこたが出来るとあったかいよぉ。」って言っていたのが本当だったって、僕はしみじみ思ったにゃ。
ほんわかほこほこぬくぬく。おこたの中は猫の天国にゃ。どんなに寒い夜でもこの中にいれば大丈夫。
にゃんて喜んでばかりもいられないんにゃよ。
それがね、このうちはにゃんかお父さんがいないとおこたは付けない主義らしいのにゃ。
お母さんはエアコンで室温を上げて、しかも台所にいる確率が高いから、っておこたの必要性はあまりないんにゃって。
ご主人はほかほかトレーナーを着始めたから暑いぐらいだって言って、やっぱりおこたに見向きもしにゃい…。
にゃ~。にゃのでこの頃僕は、ひたすらお父さんの帰りを待っている日々なのにゃ。まあ、お父さんが美味しいおつまみを分けてくれる、っていうのもあるんにゃけど、寒いのにはどーしても勝てないのは猫の身の侘びしさかしらね?にゃあ。