黒猫日記47

ふにぃ。朔太郎にゃ。
僕が凄い甘党だって、もう知っているにゃよね。うん。大好物のクリームパンをお母さんの隙を狙って失敬するのがこの頃の僕の楽しいゲームにゃんだ。
お母さんは、いつも美味しいパンを確保しているんにゃよ。病気持ちで食事制限があるから、それに対処するのに必要にゃんだって。
そんなことは僕には全然わからにゃいけど、お母さんの戸棚やおやつ入れの籠には、お母さんの食料が蓄えられているのを、僕はしっかり覚えちゃったのにゃ。
そこから大好物のクリームパンを見つけだしてはぐはぐ。でも、昨日は残念ながらバナナスペシャルだったにゃ。にゃあ。
お母さんからはお昼ご飯のおかずもしっかり横取りするんにゃ。
お母さんは目が悪いし、トロいから、テーブルの下で隙を狙って猫パンチをすれば大概のおかずは手に入るんにゃ。
ある意味、人間ってすごく容易い…。って舌なめずりをしていたら、さすがにお母さんも怒ったみたい。必殺サランラップを手にして僕を睨んでいる…。
にゃあ。そう言えば、普段怒らない人ほど怖いんだよ、ってご主人が言っていたような…。
ふにぃ。嫌な予感。にゃー!にゃー!にゃー!にゃー!!!

(さくにゃあは自業自得だと思います。我が家では食べ物の恨みはとてもこわいのです。あ…、痛そう…。by飼い主)