黒猫日記43

みゃ!朔太郎にゃ。
うちのお母さんったら、先輩猫のれおん君がご主人のお布団でしか寝ていなかったから、今度来る猫はお母さんの所で寝てくれたらいいなあ、って思っていたんにゃって。
この間、僕が結局はお母さんの腕枕で寝ていたのを、だから凄く嬉しかったんにゃって。
そう言えば先輩猫さんにはレオ猫さんと言う猫さんもいたんにゃって。こちらも白猫さんで、とっても優しい猫にゃったそうにゃ。
おうちには何故か白猫の歴史が長いんにゃって。にゃから僕が黒くておとなしい女の子だって言われたご主人とお母さんは、僕をおうちの子にしたいな、と思ったんにゃ。
現実は男の子で、やんちゃで内弁慶。この頃、ご主人は僕に「白猫になって。」って言うんにゃよ。僕の性格が可愛くない、んにゃって。
でも、「白くなくてじゃらけて遊んでくれる子猫」が欲しい、って言っていたのはご主人にゃんだよ。それにゃら僕はぴったりにゃと思わにゃい?
結局、人間にゃんて所詮自分勝手な生き物にゃんだね。変に悟りの胸中にある僕にゃのでした。
(…あのね、そう言うところが可愛くないっつーの。さくにゃあがあまりにもやんちゃで、こまったちゃんだから、持て余し気味になっちゃっているだけだよ。もう、いないと寂しい存在になっているのは間違いないし。はあ…。ちょっと複雑かも…。by飼い主)