黒猫日記2

にゃ!朔太郎にゃ。
にゃんだか世の中は連休だとかで騒がしかったにゃあ。僕がおうちに来てから、もう半月が過ぎたんにゃよ。毎日、お腹いっぱい食べて、ひたすら遊んで、よく眠って。お母さんは「さく猫はなんだかふた周りくらい大きくなったよね。」って言うんにゃよ。確かに僕が貰われて来た時には、お母さんの片手の手のひらに乗っていられたにゃあ。今は片手では持ち上がらなくなりつつある…。にゃあ、やっぱり将来はデブ猫候補かにゃあ。あ、ご主人が笑っているにゃ。そうにゃの。お母さんにひっついていた僕にゃんだけど、ご主人様と認めたのはお姉ちゃんなの。にゃんでかにゃあ?僕にもあまり良く分からにゃいにゃ。でも、ご主人がおうちからいなくなるのがイヤなの。僕を置いて行かれちゃうのがイヤなの。お留守番がイヤなの。だからつい追いかけ鳴きしちゃうの。お母さんやお父さんがおうちからいなくなっても全然平気なのに、ご主人はイヤなの。変だよね?でも僕は、やっぱりご主人一筋で行くんにゃ。これって、このおうちの伝統にゃのかも…。