ふみぃ。朔太郎にゃ。僕は黒猫だと思っていたけど、実は全身真っ黒ではないのにゃ。腋の下にちょびっとと下腹に一文字、白い毛が生えているのにゃ。あと、頭に何となく黒と言うよりは濃い茶色に見える部分があるのにゃ。それじゃあ三毛猫なのかしら、とお母さんは笑うのにゃ。三毛猫の雄はすんごく珍しいんにゃって。今度お医者さんに聞いてみるんにゃって。お母さんは学校時代、生物の授業が好きで、遺伝の法則に興味があるんにゃ。にゃからもし僕が三毛猫の雄ならすごく嬉しい、って言っているにゃょ。僕はおうちでみんなにかわいがられていれば、何でも良いんにゃけど。
それはそうと、僕はご主人がお出かけする時、玄関で追っかけ鳴きをするんにゃけど、それが先輩猫のれおん君にそっくりだってご主人は言うんにゃよ。僕はれおん猫のことは知らないんにゃけど、大好きなご主人を追いかけるその気持ちは良く分かるのにゃ。だからご主人に、れおん二世、って呼ばれても敢えて否定はしないのにゃ。でもれおん猫は真っ白猫だっていうのに、どうして僕に似ているんにゃ?訳分かんにゃい。ご主人、僕をからかっているのかにゃあ。
(姿形は違うけど、性格が…。どうして私がご主人な訳?by飼い主)