にゃ。れおん猫にゃ。
うちのご主人はぬいぐるみが大好きにゃんだ。お陰でうちにはぬいぐるみさん達がいっぱい。人口密度がすごいことになっているにゃ。そのぬいぐるみさん達にはそれぞれ名前とお役目がある、っていうのが驚きにゃ。ご主人に、どーしてこんにゃにぬいぐるみが増えるの?って訊いたら、「だって、お店で目が合って、連れて帰って。ってすがりつかれるんだもの。」にゃって。僕はそれってどーにゃの?って思うんにゃけど、お年頃の女の子ってそういうものにゃのかにゃあ。
お友達に貰ったという猫さんのぬいぐるみもいるんだけど、僕とそいつはあんまり仲が良くにゃいんだ。そいつは、ずうっと笑い顔だからってティシャって名前がついてるにゃ。そいつはピンクのぶたさんの巨大貯金箱の上が大のお気に入りにゃ。そこまでにやら僕も何も文句はにゃいんにゃけど、そいつったらよりにもよってご主人のお膝の上も大好きで、僕の指定席のそこを横取りするんにゃ!僕のご主人にゃのに!にゃから僕は、ぬいぐるみさん達が嫌いにゃ。ぬいぐるみってだけでご主人を独り占めにしてしまうから。ご主人も、僕のものだって自覚、早く持ってくれにゃいと、困ったものにゃ。
(…誰が誰のものだって?れおん君。私はまだ誰のものでもないよ。方向違いの焼き餅焼くのもいい加減にしなよね。それから、隠れてぬいぐるみを苛めるのも止めて欲しいな。by飼い主)