にゃん。れおん猫にゃ。
僕はお留守番が大嫌いにゃ。だから時々、ご主人がお出かけ出来ないように人質や物質(ものじち)を取ることを覚えたのにゃ。人質は大概お母さんにゃ。お母さんは何かって言うと僕からご主人を奪っていくのにゃ。お買い物だとか、病院の付き添いだとか。ホント、いい迷惑にゃ。お母さんが連れ出さなきゃ、ご主人はずっと僕と一緒にいてくれるのに。だから、お母さんのお膝に乗って、そのまま居座ってやるのにゃ。お母さんが出かけなければ、ご主人も出かけられにゃい。やったね!ってにんまりしてたら、この頃お母さんったらお出かけ前には僕から逃げちゃうようになったのにゃ。しょうがないから僕は、次の手を考えたにゃ。ご主人の大切な物を、物質にして隠しちゃうのにゃ。一番いいのはケータイにゃ。にゃんていったって、僕の体の下にすっぽり隠れちゃうから見つかりにくいにゃ。次はお財布。めがねもいいにゃ。バックもなかなか。でも、バックは大きすぎて隠せないのが玉にきずにゃ。結局、この頃は何か見えなくなるとすぐ、ご主人は僕の体の下を調べるようになったから、意味がにゃいのかにゃあ。どうやったら、ご主人はずうっと僕と一緒にいてくれるんにゃろ?ふにゃあ。
(どんなに努力しても、私は出かけなくちゃあならないのは変わらないと思うよ。でも、鞄の上に乗るのは止めて欲しいな。毛だらけになって、その毛を取るのに手間取っちゃうから。仕事に遅刻しそうで焦るのよね。by飼い主)