ふみ~。れおん猫にゃ。
僕がご主人から「メタボ猫」扱いされているって事は、悲しい事実にゃ。だけど、それがこの頃、お父さんにまで伝染してきて、僕、困っちゃうにゃ。お父さんが晩酌を始めると、いつも僕がお愛想をしておこぼれにあずかるのが毎晩の習慣にゃったのにゃ。僕の最大の楽しみにゃったのにゃ。
それにゃのに、ご主人の、「れおん猫を甘やかすな!糖尿病猫になるぞ!」という脅かしに、お父さんは降参しちゃったようなのにゃ。僕がお膝にだっこしてお愛想すると、「禁止令が出てるからな。病気になると可哀想だし。」って言って、僕をわざわざお膝から下ろしてしまうにゃ。それで「お預け」が決定にゃ。ぐすん。僕ががんばって「お手、お代わり、両手。」をしても、「だっこ手って」をしても、お父さんは笑うばかりで、僕はにゃにも貰えにゃい…。テーブルの上には美味しそうなお魚さんやハムさんや、蒲鉾さんがあるのに。ひにゃーとイジケていたら、お父さんがとうとう分けてくれたにゃ。切り干し大根…。
にゃー!にゃー!にゃー!僕は!僕が欲しいのは!…ふみい。ベジタリアン猫には、僕は向いてないと思うのにゃ。
(健康のためにはお野菜が一番なんだぞ。メタボにもね。by飼い主)