黒猫日記218

なあ。朔太郎にゃ。
夏にゃね。
お家は誰かがいる時はエアコンとやらが作動していて快適にゃんだけど、誰もいないとかなり暑い状態になるにゃあよ。
だからこの頃、僕と姫は玄関の土間にいるのにゃ。
土間はコンクリート敷きだから、少しはひんやりしているにゃあよ。
大概、帰ってくるのはご主人で、僕たちはお出迎え猫のお仕事を完遂できるのにゃ。
そうするとご主人はとても喜んでくれるのにゃ。
僕たちもお出迎えした甲斐があるというものにゃ。
それにしても今年の暑さは異常な感じがしにゃい?
去年は台所の板間で十分に暑さしのぎが出来たにゃあよ。
それなのに今年ときたら!
ご主人が帰ってくると僕たちは、揃ってエアコンの風がくる場所に並んで涼む日々が続いている有様にゃんだ。
冷房の風は冷たすぎて、姫にゃんか苦手にしていたはずにゃのに、今年はその風も生温いような気がするし。
にゃあ。世の中いったいどうなるのかにゃあ。
考えてみるとまだ七月にゃんだよね。
これからが夏本番な訳にゃよね。
はたして僕は今年の夏を無事に過ごすことが出来るのにゃろうか。
エアコンなしで過ごす時間が少しでも少なくて済むように祈るだけにゃのかにゃあ。にゃんにゃん。