んにゃあ。朔太郎にゃ。
家出が原因で拗れていた姫にゃあとの仲も、なんとか修復できたみたい。
やっと姫にゃあと寄り添って寝かせてもらえるようになったのにゃ。
前のようにご主人の腕枕の取り合いをしながらにゃ。
ご主人の右腕は僕が死守するんにゃ。
にゃから姫にゃあはご主人の胸かお腹、下手をすれば足元で眠るんにゃ。
そうなるとご主人は寝返りも打てなくて大変。
寝ていて疲れる、って現象が起きるんにゃ。
ある意味、猫に埋もれて寝ている訳。
猫アレルギーを持っているご主人。
朝、起きてからがまた大変。
くしゃみと鼻水がとまらない。
猫好きの猫アレルギーの、これが悲しい運命にゃんだね。
人間て、なんて不便なんだろうね。
まあ、僕たちが近づかねばいいんだろうけど、ご主人のことが大好きな僕たちにゃんだもん。
すぐに取り合いになっても譲り合いには決してならないし。
やっぱりこれじゃあ猫アレルギーは改善しっこないよね。
ごめんね、ご主人。
猫は我が儘なものだと思って勘弁してね。