にゃおん。朔太郎にゃ。
どうやら姫にゃあとの関係に変化が出来たみたいにゃ。
姫にゃあは相変わらず傍に寄るとふうっていうにゃ。
にゃから僕は、姫にゃあを遠巻きにするようになったにゃ。
用事のない限りは傍に寄らないの。
どうしてもご飯を貰う時は一緒になるから、僕は姫にゃあが食べ終えるまで、一歩離れて待っているにゃ。
前まで二匹一緒に頭を並べて食べていたのにね。
寂しい限りにゃ。
ご主人は僕が家出したから悪い、って言うにゃ。
それは確かにその通りにゃんだけど、それを言ったらお終いにゃ。
僕はこのまま姫にゃあに嫌われたまんまでいなくちゃならないのかにゃあ。
どうにかならないかにゃあ。
こうなったら、時が解決してくれるのを待つしかないのかにゃあ。
時が来ればまた仲良しになれるのかにゃあ。
確実にそれが判っているなら、待つのも悪くはないか、とも思うけど、姫にゃあの素っ気なさが悲しい僕なのです。にゃんにゃん。