ふにゃ。朔太郎にゃ。
この頃とっても寒いにゃあね。
やっぱり寒がりの僕は、朝がすごく辛いにゃよ。
おうちで一番早く起きるのはお母さんにゃんだけど、目覚ましが鳴るとまずエアコンのスイッチを入れるんにゃ。それからテレビをつけて、十分ぐらいお布団の中にいるにゃ。
僕は暖かくなるのを待ちかねて、お母さんのお布団に行って、襟元に猫パンチ。お母さんの懐に潜り込むにゃ。
夜のうちにすっかり冷たくにゃった僕の毛皮を、お母さんは仕方なしに抱っこして暖めてくれるにゃよ。これはある意味、僕のおあいそにゃ。一石二鳥の、ね。
僕にはご主人が何よりも一番にゃ。その次が美味しいおつまみを分けてくれるお父さん。お母さんは一番最後なんにゃ。
にゃから時々お母さんは、イジケて寂しそうにするんにゃよ。猫ににゃって色々事情があるんにゃってことをどーして人間は解ってくれにゃいのかにゃあ。
そういう訳で、僕はお母さんにも気を使ってやらなくちゃいけないんにゃ。
なにせお母さんは僕のかりかりの買い出しや管理をしているからにゃあ。機嫌を損ねると損なんにゃ。
お父さんのおつまみの差配もそうなんだよ、ってご主人が笑っているにゃ。え?そーなの?!にゃー!
お母さんって、ほんとは人間社会ではえらい人なのかにゃあ?どう見ても、頼りなくて何も出来なくて、軽く見ていて良いような存在にしか僕には思えにゃいんにゃけど…。
(ふふふ…。さくにゃあ、お母さんを甘く見ていると怖いよお。まあ、そのうち思い知るだろうけどね。あの人、猫には甘いから。でも、私は本性を知っている。by飼い主)