にゃん。朔太郎にゃ。
うちのご主人は相変わらず不機嫌にゃ。僕のプレゼント攻撃は完全に不発にゃ。
代わり、と言ったらにゃんだけど、お母さんがこの頃僕をよく構いたがるのにゃ。白い尻尾のような猫じゃらしで、僕の運動不足解消の手伝いをしてくれているにゃ。
僕はあの白尻尾がなんだか思いっきり憎たらしいのにゃ。ご主人が日頃、先輩猫の白猫れおん君が、いかにやさしくて思いやりがあって、しかも頭が良かったか、ってイヤににゃるほど話してくれるものにゃから、僕としてはものすごく反感と焼き餅の塊とにゃったみたい。
にゃから、白尻尾を見るとついむきににゃって飛びかかっちゃうにゃ。
お母さんにはそんな僕の気持ちが分かるみたい。にゃから白尻尾を思い切り噛み噛みさせることで僕のストレスを解消させようとし向けているみたい。
でも、僕の最愛のご主人様は、結構無頓着にゃんだ。デリケートな猫心を理解してくれそうもにゃいにゃ。
プレゼントのことにゃってそうにゃ。少しは僕の気持ちが分かってくれてもいーのに。毎日、なるべく大きいのを探すのは大変にゃんだぞ。にゃから、たまにはほいほいの中から失敬してくるんにゃけど、やっぱり手抜きしているのがバレているのかにゃあ?