んなあ。朔太郎にゃ。
お母さんの視力が落ちて、ご主人は通院にも付きっきりになっちゃっているんにゃ。
いろんなことができなくなって、携帯もいじれなくなって、かなり大変。ら
まあ、手探りでなんとかなったから良いとして、それでもかなり不自由みたい。
まったく困ったものにゃ。
猫日記すら更新できなくて、ストレスがたまりまくっているにゃあよ。
僕達の悪戯も、日々の様子も、報告できないのがかなりきついんにゃって。
そうにゃんだ。って僕は変に納得したんにゃよ。
でも、まだやる気だけはあるらしいから、猫日記は休み休み続けるらしいにゃ。
どうか気を長く持って待っていてくださいなのにゃ。
黒猫日記176
みゃおん。朔太郎にゃ。
猫族には夜の運動会の習慣があるんにゃ。
だいたい夜中の一時二時が多いにゃ。
それで、このところ夜昼逆転気味のご主人は、ちょっと困っているんにゃって。
丁度眠ろうとする時間に騒がれると眠れなくなるんにゃって。
姫にゃあが特にそうみたい。
ご主人の上に飛び降りたり、踏み台にして飛び上がったり。
にゃんかやりたい放題にゃんだよ。
僕は多少遠慮して、我慢しているんにゃけどね。
姫にゃあにふんずけられたご主人は、潰された蛙みたいな声を出すし、結構痛いらしいよ。
僕がやったら、ご主人は本当に潰れちゃうかも。
姫にゃあだから許されているんにゃよね。
ある意味、羨ましかったりするにゃあ。
黒猫日記175
んなあ。朔太郎にゃ。
このところ寒いせいか、ご主人が留守がちなせいもあるのか、僕達の食欲が最高潮にゃんだ。
勿論きちんと朝晩のかりかりは貰っているにゃあよ。
でもやっぱり物足りなくて、ついつい台所の三角コーナーを漁ってしまうにゃ。
今日はお鍋の蓋が被さっていたけど、避けて美味しくいただいたにゃ。
ご主人曰く。「器用なまねをするようになった。」
にゃあ。にゃっておなかが空くんにゃもん。
猫にだって知恵が付くんにゃよ。
偉いでしょ?
(こらこら、誉めている訳じゃあないよ!まったく、ずる賢くなって困ったものだわよ。by飼い主)
黒猫日記174
みゃお。朔太郎にゃ。
僕はもう大人になったからかあんまりじゃらけなくなったんだけど、姫にゃあは今が遊び盛りみたい。
遊んで欲しいと、猫じゃらしは持ってくるし、結構お父さんにもアピールするんにゃよ。
そしてその遊び方も凄いにゃ。
猫じゃらしを追いかけて柱も登るし、あっちこっち駆け上がるから、柱は傷だらけ、ご主人も傷だらけにゃ。
時々大量出血しちゃって、慌ててアルコール消毒するくらいにゃ。
にゃから爪切りは必須条件。
昨日は姫猫と一緒に補幕まで爪を切られたにゃ。
お父さんは先っぽしか切らないから痛くはないんだけど、それでもやっぱり爪切りは苦手な僕達なのにゃ。
でも、爪とぎを止めることにゃんてできにゃいし、我慢するしかにゃいよねえ…?
黒猫日記173
みゃあお。朔太郎にゃ。
このところ家事と病院通いを仕事にしているご主人にゃから、朝はゆっくりで良いんにゃ。
にゃから朝は僕達だけのご主人にゃの。
僕は腕枕、姫にゃあは足元に陣取って、朝の一時を満喫しているのにゃ。
暖かいご主人の温もりとお布団の柔らかさは最高にゃね。
猫の天国かも知れにゃい、って考えるくらいにゃよ。
毎日寒いから余計なのかにゃあ。
世の中、大寒とか言うのの真っ只中にゃしね。
早く暖かくなるといいね。
その頃にはお母さんも帰ってくるかにゃあ。
黒猫日記172
なあ。朔太郎にゃ。
凄い雪でびっくりしたにゃあよ。
このあたりであんなに降るのは珍しいし、迷惑だよね。
ご主人はでも、あんな雪の中を出かけて行ったんにゃよ。
全く物好きにゃよね。
つるのさん、とかがそんなに大事なのか知らん。
僕としては、おうちでぬくぬくしていた方がずっと良いと思うんにゃけどにゃ。
でも、地下鉄、とやらは雪には強かったにゃね。
おかげでご主人は無事に帰ってきたものね。
世の中うまく出来ているのかにゃあ。
そんな風だからお母さんの病院へは行けなかったんにゃよ。
お母さんは凄く心配していたんにゃって。
そして次の日には呆れられたって。
判る気がする…。
まあ、うちのご主人は訳が分からん、と言うことかにゃあ。
黒猫日記171
みゃあ。朔太郎にゃ。
お母さんの大殺界はいよいよ終盤に入って悪足掻きをしているみたい。
また消化管出血を起こしたんにゃって。
ついでにまた心臓の方も血管が詰まったとか。
まったく、いつになったらご主人の手を煩わさなくなるんにゃろうね。
救急車に乗るのも飽きた、とぼやいているにゃあよ。
今回は長引きそうだ、とも言っていたにゃあね。
これでまたご主人は病院通いで忙しくなるにゃ。
ご主人を独り占めするのは止めて欲しいんにゃけど、こういう時に黙って我慢するのが男、にゃんだろうにゃあ。
あ、僕は良いよ。でも姫にゃあが可哀想にゃよ。
しかしホントに大変なおうちに来たものと、姫にゃあにも諦めて貰わなくちゃね。
黒猫日記170
にゃ。朔太郎にゃ。
ご主人の体調はなかなか良くならないにゃ。
今年の風邪はしつこくてたちが悪いにゃあね。
でも、ちび姫が猫じゃらしを持ってくる様が可愛い、って相手をしてくれるんにゃ。
僕もそれに便乗して一緒に遊んで貰っているにゃ。
僕と姫にゃあは、二人きりでも遊んでいるにゃあよ。
追いかけっこは大好き。
待ちかまえていて飛びつくのもお得意。
勿論、取っ組み合いもやるにゃあ。
そして、一汗かいたらお互いを毛繕いしあいっこ。
可愛い可愛い姫にゃあだから、僕は念入りに毛繕いしてあげるんにゃ。
それが終わるとお昼寝タイム。
姫にゃあは僕のお腹を枕にして、僕は姫にゃあの腕枕で夢の中。
ねえ、二人でいるって良いことだね。
姫にゃあと二人だから良いのかにゃあ。
にゃんだか幸せかも知れない、と思う僕にゃのでした。
にゃんにゃん。
黒猫日記169
みぃ。朔太郎にゃ。
お母さんに言わすと「丈夫なのが取り柄」なご主人が、ダウンしているにゃ。
風邪から喘息の発作を起こしたそうにゃ。
もともとアレルギー体質で猫アレルギーも持っているご主人。
完全に風邪をこじらせたことが悪化の原因だと、僕ですら思うのにゃ。
病院には行きたがらないし、夜更かしはするし。
お母さんがはらはらしていたのも解るにゃ。
まったく、自分の体にゃのにどうしてそう悪くしちゃうのかしらね。
とはいえ、アレルギーの張本人たる僕とちび姫は、ご主人のために何にも出来ないのが苦痛にゃ。
一番良いのはおよそに貰われていくことにゃんだろうけど、それはご主人も望まないのは分かり切っているにゃ。
僕達だってイヤにゃ。
でも、なかなか良くならないご主人を見ていると、責任感に襲われる…。
にゃー!今の僕に出来るのは、おとなしくしていることだけにゃ。
ご主人をそっとしておいて、暴れたりしないことにゃ。
そうと僕は理解してはいても、姫にゃあはまだ小さいから良く解っていないみたい。
僕は走り回る姫にゃあを止めようとしても結局お遊びになっちゃって、ご主人に迷惑をかけちゃうんにゃ。
反省はしているんにゃけどにゃあ。
僕はどうしたら良いんにゃろう…?
黒猫日記168
にゃ。格太郎にゃ。
うちの姫にゃあはかなりユニークな模様をしている白黒斑猫にゃんだ。
お顔も白いけど鼻のところが黒くて、目はアイラインを入れているような感じ。
おかっぱ頭の前髪みたいに見える黒いところはそのまま首筋まで伸びて、まるで平安時代のお姫様みたいに広がっているんにゃ。
にゃから、「姫にゃあ」って呼ばれるのはお似合いかも知れない、ってお母さんは言うんにゃ。
そしてね、源氏物語の「末摘花」ってお姫様の生まれ変わりかも、なんて笑うんにゃ。
なんでも髪の毛が黒くて美しかったけど、鼻が長くて赤かった、美人とは言えないお姫様だったんにゃって。
へえ~。って、うちの姫にゃあはおへちゃだと言いたいの?!
姫にゃあは僕のお嫁さんにゃ。悪口は許さないにゃ!
可愛い可愛い姫ちゃんにゃんだ!
でも、僕には他に比較できる猫さんを知らない、って弱点があるにゃ。
ひょっとして、お母さんが言うとおりだったら、どうしたらいいのかにゃあ。
でも、姫にゃあは可愛い、って信じ込んでいて良いよね?