大変にゃ!
家のお台所にネズミが出没したのにゃ。
お父さんに退治を命じられて僕は、必死の決心で臨んだのにゃ。どうやら敵は一匹だけ。しかもたいした大きさじゃない。
僕は爪研ぎ段ボールの上で待機していたにゃ。そしたら夜中の丑三つ時、やっこさんが姿を現したにゃ。
誰もいないと思っていたのか、のそのそ床に降りて来たところを僕は一気に飛び掛かったのにゃ。でも敵もドブネズミのはしくれ、反射神経は流石にゃ。すんでのところで身をかわし、僕とねずはすったもんだの取っ組み合いになったのにゃ。結局息切れの為この日は逃げられた