レオン猫の日記5

レオン猫の日記。
う~寒いにゃ。こんにゃに寒いとお鍋が恋しいと、ご主人様達は今晩は鍋焼きうどんなのにゃ。はふはふあつあつがいいんにゃって。僕は海老天の尻尾さえ貰えればどーでも良かったんニャけど、ご主人様が気まぐれにくれた麺ににゃぜかハマッチャタのにゃ。お箸でプラプラさせて僕の気を引いといて、食べさせるご主人もご主人にゃけど、だしの効いた麺は柔らかくて美味しいのにゃ。段々年のせいか歯が悪くなって来た僕にはちょーど良いかも…。ご主人様、お代わり!

レオン猫の日記4

レオン猫の日記
キンモクセイが良い匂いニャ。この頃寒くなって来ニャから、ご主人様の毛布が気持ち良いのニャ。でもご主人様は僕が丸々してると、必ず「必殺猫返し」をして追い出すのニャ。ヨダレ垂らして寝てるんじゃないって怒るのニャ。しょーがニャいじゃニャいか。僕は千葉さんちの猫になって十三年、人間の年では推定七十才になるのニャ。ヨダレぐらい勘弁してニャ。バイト先のじーちゃんと一緒に面倒見てくれないかニャ。(ご主人様命の僕ニャのニャ)

レオン猫の日記3

レオン猫の日記
しばらくぶりで猫日和が二日も続いたのにゃ。お母たんがお布団干すついでに猫座布団も干してくれたのにゃ。ほっかほっかで僕は幸福にゃ。ご主人様はそんな僕を見てジジ猫って笑うのにゃ。いくら老けた顔して寝てるからって、それはにゃいじゃない。いーもんにゃ。今日はお父たんと寝てやるのにゃ。たまにはご主人様も寂しい思いをするといーのにゃ。でも、やっぱり可哀相にゃから、明け方には戻ってあげるにゃ。

レオン猫の日記2

レオン猫の日記
この頃は大分寒くなって来たにゃ。僕はそろそろ冬支度なのにゃ。だかにゃ、食欲の秋にゃないけど、すごくお腹が空くのにゃ。猫は一日二食で充分、ってお父たんは言うけど、今の僕には足りないのにゃ。ご主人様に毎朝かりかりを貰うのにゃけど、足りなくて直ぐお代わりって言ってしまう僕なのにゃ。するとご主人様は「食べたでしょ」って言うから、ついつい「まだにゃ」って答えてしまうのにゃ。ご主人様は呆れて「このアルツハイマー猫!」って笑うのにゃ。空腹に負けてつい答えてしまうだけにゃのに…。くすん(泣)

レオン猫の日記1

レオン猫の日記
この所、ご主人様はライブとかで、帰りがとても遅いのにゃ。お父たんとお母たんは、もう大人なのにゃから、と言うけれど、僕はすごく心配なのにゃ。ついつい九時を過ぎると落ち着かなくにゃって、玄関とお部屋を行ったり来たりしてしまうのにゃ。十一時をまわるともうダメにゃ。は~やく帰って来~い!って連呼しだしちゃうのにゃ。ひとしきり疲れるまでそうやっていて、お母たんに怒られるんニャ。仕方にゃいよね。どーしても心配にゃんにゃもん。だから帰って来ると思いっきり文句がでにゃうの。うるさくても僕悪く無い