お母さんったらふいに僕とご主人の待受画面が欲しいって言い出して、ご主人に無理を言って写メールを撮り、とうとう待受にしてしまったのにゃ。僕にカメラ目線を要求したり、ご主人にこっち向けって言ったり、結構えらい騒ぎだったにゃ。出来上がった待受は、おかげでお母さんの大のお気に入りにゃ。片っ端から人に見せているにゃ。でも、ご主人様は余り気に入っていないみたいにゃ。「猫は写りが良いけど、私は悪いから。」にゃんだって。そうかにゃあ、僕はどんなご主人でも最高にかわいいと思うんにゃけとにゃあ。



今日はお母さんとご主人と僕とでテレビを見ていたのにゃ。大画面テレビになってから、僕も動物番組が大好きになったのにゃ。そしたら、とある番組で、お手をする猫さんが出て来て、ご主人達は「かわいー!」の大合唱にゃ。なにさ!それなら僕は、お手もお代わりも両手もするにゃないか!僕の方が断然上手にゃ。誰がにゃんと言おうと僕が一番だと思うにゃ。それなのにご主人はいつもお余所の猫さんばかりに目が向いているのにゃ。なぜにゃ?僕が一番ご主人の事を気にしているのに。愛しているにゃ、と言っても判ってくれにゃいご主人。(泣



にゃん。うららかな日が続いているのにゃ。まさに猫日和にゃ。だから僕は、縁側ならぬ出窓で日なたぼっこしているのにゃ。ウチには悲しい事に縁側がない、ってお母さんは嘆くけど、縁側を知らない僕は、出窓で充分に幸せにゃと思うのにゃ。お日様が当たっている間中、丸くなってお昼寝しているととっても気持ちがいいのにゃ。ご主人様は「すっかりじじいになっちゃって。」と笑うけど、この気持ち良さは猫じゃなければ解らないんにゃないかと、僕は思うんにゃ。



うにゃ〜。僕の仇敵のねずがまた出没するようになったのにゃ。僕は爪を研いで、敵の襲来に備えたのにゃ。夜中にやって来たねずは、すっかり油断していたみたいにゃ。一撃必殺のねこパンチで叩き落として、押さえ付けた、つもりにゃったのに…。奴はするっと逃げ出したのにゃ。ちゅうちゅう悲鳴を上げながら。僕はご主人様にご褒美のねこパックを貰いそこねてしまったのにゃ。ぐすん。



うんにゃ〜!ウチの天井裏で運動会をやっていたねずが、妙におとなしくなったにゃあと思っていたら、にゃんとお父さんが仕掛けた鼠獲りシートに捕まっていたのにゃ。しかも三匹も!お父さんは「スゴイだろう」って威張るし、ご主人様は尊敬の眼差しで見てるし、僕の立場は丸潰れにゃ。「れおん猫は二匹、俺は三匹。やっぱり父親は偉いのだ。」と、お父さんは家長の権威を取り戻せてすごく嬉しそうだけど、僕はご主人に「猫の癖に。」って責められてすごくツライのにゃ。せっかくご主人にプレゼントしようと頑張っていたのに、ゴキブリホイホイのでっかいのにまさか負けてしまうとは思わなかったにゃ。ねずの代わりにゴキブリじゃあ、ご主人様は怒るにゃろうし、僕は八方塞がりにゃ。



ふにぃ〜。ウチに新入りが来たのにゃ。白ブタさんと黒ブタさんのぬいぐるみさんにゃ。ご主人様は、目が合って、連れて帰って、って言われたからだって言い訳していたけど、僕は納得が行かないのにゃ。ご主人はいつもそんにゃ事を言っては、ワーニン大佐やうしさんやペンギンのペンちゃんにゃんかを家族に加えてきたのにゃ。そーして僕の事をほっぽっといて、ほかのコを可愛がったりぎゅうしたりするのにゃ。どーして僕がいるのにご主人は、ほかにいっぱいぬいさんを欲しがるんにゃろう?僕にはよく解らないにゃ。僕が一番かわいいし、やわらかいし、ぎゅうして気持ちがいいと思うにゃ。僕だけのご主人でいてほしいのににゃあ。ぐすん。



にゃにゃにゃ〜!僕の、僕の大切な残り少ない牙が抜けてしまったのにゃー!僕が年をとってきたのはしかたにゃい事だと覚悟はしていたにゃ。にゃけど、にゃけど、こんにゃにあっさりと大切な牙が抜けてしまうとは大ショックにゃ。しょんぼりしている僕に、ご主人は「やーい、歯抜けジジイ!」って追い撃ちをかけてくれるし。これじゃあ、いくら頑張ってもねずには立ち向かえ無くなっちゃった。ぐすん。僕の立場は、僕の立場は〜!とうとう僕の牙は最後の一本だけになっちゃったにゃ。ご主人様〜、見捨てにゃいで〜!



にゃあ。ウチのご主人様ったら、黒ぶたさんの縫いぐるみに「黒ぶう」って名前を付けて、ことあるごとにぎゅうって抱きしめているんだにゃ。ご主人には僕というものがあるというのにあんまりにゃ。気に入らないからジト目で睨んでいると、「そんな顔していると余計可愛くない」なんて言うんにゃよ。僕が傷付いていじけていると、「黒ぶうは偉いんだよ。なにせ来年は黒ぶうの年なんだから。干支に猫年はないんだぞ、残念でした。」だって。あんなキラキラお目目でじっと座っているしか出来ないヤツのどこが偉いのか、僕には解らないのにゃ。それにゃのにこの僕が、そんなヤツに負けるのは納得が行かないのにゃ。だけど、干支って何にゃ?



みゃう。ウチのテレビが大画面になってから、僕にはお母さんとご主人と一緒に「ぽちたま」という番組を見る習慣が出来たのにゃ。この間も大画面に見入っていると、一人の美猫が画面に大写しになったのにゃ。長いつやつやのシルバーの毛並みに、スカイブルーの澄んだ瞳。気高い目鼻立ちに甘えたしぐさ。こちらに向かってご挨拶してくれたものにゃから、僕もつい画面に向かって両手を出してしまったのにゃ。ご主人にその瞬間を目撃されたのは失敗だったのにゃ。「お前はあんなコが好みなんだ。」って僕をからかいまくるんにゃもん。ほっといてちょーだい!僕だってたまには他の猫に目がいくこともあるにゃ!でも、決してご主人を忘れた訳にゃないからね!



うにゃあ。暖かくなってきたのにゃ。今年は暖冬とかで、うちの植木さん達もお花をつけるのがとっても早かったのにゃ。お母たんが良い匂いのするお花が好きなものだから、窓を開けてひなたぼっこしているととっても気持ちいいんにゃよ。出窓にお座布団を出してもらって、今日も僕は幸せにゃ。ジャスミンさん、綺麗にゃにゃあ。









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